プリプリらいふ

僕は気楽に生きることにした。

働きたくない。

私はついタイトルの言葉を口走る事がある。

 

 

しかしこれは本心ではないことは自分でよく分かっている。

伸び伸びと気持ちよく働けて、給料もしっかり出て、それでいて人の役に立っていると実感できるような仕事があれば間違いなく働きたいのだ。

 

しかし現実は、上司の目線に怯え、給料はバイトと変わらず、やる意味があるのか分からないような仕事に取り組んでいる。

お客さんから感謝の言葉も受け取った事がない。

 

私が仕事中に気にしているのは仕事の出来よりも上司の機嫌である。

f:id:penginrui:20180702011833p:plain

 

私の上司はそこまで悪人という訳ではない。

仕事はできるし顔もハンサムだ。

よって常に自信満々な男だ。

f:id:penginrui:20180702012002p:plain

しかし、その自信のせいか、部下を小馬鹿にし、否定する癖がある。

私のような折れかけの小枝のような精神を持つ者にはそれが酷く辛く感じられる。

 

事なかれ主義の私は小馬鹿にされてもヘラヘラ笑ってしまう癖がある(幼少期の処世術だ。未だに引きずっている)。

すると「こいつはどこまで言っても怒らない奴なんだな」と判断され、真面目な質問をしても小馬鹿にしたような返答がくる。

こっちは質問をする度に傷つけられるので、もはや恐怖で質問も出来なくなる。

質問が出来なくなると怒られる理由が増える。さらに萎縮する。ついには会社にいけなくなる。

 

 

思えば子供の頃からこれの繰り返しであった。

クラスメイトの気が強い子に叩かれてもニヤニヤ笑っている自分は周りから見ればさぞ奇妙に映っただろう。

 

しかし私にはこれしかなかったのだ。

 

友好的なニヤニヤのお陰か心底強烈なイジメからは免れた。

しかし自分を抑えすぎて、本音が言えない、それどころか自分の本音が分からない人間になってしまった。

だからどこに行っても辛いし、全て中途半端に投げ出すのだ。

 

酷い時は、1人の時に考えていることと人に話している時とで内容が180度変わったりする。

しかし人に話している時はそれが100%自分の気持ちだと思っている。

そしてまた1人になり落ち込むのだ。「なんであんなこと言ってしまったんだろう」。

 

もっと自分の気持ちを汲み取り、そして勇気を持って人に伝えられる人間になる。

 

自分の本音が分からないままこの世で生きるのはあまりにも辛すぎる。