感情の変化が鈍い。
今日はとある大御所歌手のライブに行ってきた。
正直しんどかったが、チケット買っちゃったし人生で一度は見てみたい人だったので重い腰を上げて都会に出た。
とてもヘトヘトになったが、見に行って良かったと思う。
とっくに還暦を迎えている大ベテランなのだが声には未だハリがあるし、バンドの演奏技術も間違いないのでとても良い、上質なライブだった。
しかし自分のメンタリティの問題で感動までは出来なかった。鳥肌は立つのだが心は地蔵のように動かない。不思議な感覚。
しかし、その歌手はライブ終盤で「色々大変なことはあるが、頑張って生きていきましょう」と言ってくれた。
先日の西日本の災害のことがあったからだろうが、なんとなく救われた気持ちになった。
どんなにダメな人間でも、死ぬ必要はないよな。
そういえばライブ前、会場の近くにある好きだった洋食屋に数年ぶりに行った。
しょっぱい、辛いは分かるのだけど美味いとは思わなかった。
最近は何を食べてもそんな感じだ。